おときレシピ
今月のおとき
Vol.95「バインミー風サンド」
暑い時期がやってきました。暑さで食欲が失われると、そうめんや冷や汁などの冷たいものが食べたくなりますね。ふと、暑い国の人々は何を食べているのだろうかとあれこれ調べていて思いついたのがこちら。
日本と同じように高温多湿なベトナムのバインミー風サンドです。ベトナム語で「bánh mì」は「パン」を意味しますが、一般的にはフランスパンに様々な具材を挟んだサンドイッチを指すそうです。本場ではレバーペーストなどが入ることが多いそうですが、今回は酒粕さけかすとオリーブでコクを出したマッシュルームのペーストを使ってみました。
薬味たっぷりの麺類も美味しいですが、この夏は目線を変えたものも楽しんでみてはいかがですか?
材料(2人分)
- 柔らかめのバゲット…1本
- 大根…50g
- 人参…50g
- マッシュルーム…100g
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩…少々
- パクチー…適量
【A】
- 酢…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
【B】
- 酒粕…20g
- ブラックオリーブ(種ぬき)…25g
作り方
- 大根と人参は細切りにし、混ぜたAに30分漬つける。
- マッシュルームは半分に切る。フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、マッシュルームと塩を加えて炒める。しんなりしたら、Bとともにフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌する。
- バゲットを食べやすい大きさに切り、上部に切り目を入れ、2をぬり、水気を絞った1とざく切りにしたパクチーを挟む。
(ワンポイント)
パクチーは好みもありますのでお好みで他の葉野菜に変えていただいて構いません。
【監修】青江覚峰
一九七七年、東京浅草生。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。
カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。NHKをはじめテレビ、新聞などメディア出演も多数。
(機関紙「ともしび」令和7年8月号より)
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