今年の標語
2024年10月の標語
健診結果
先生が
首をかしげた
急に
いのちが
当たり前
ではなく
迫ってきた
2024年9月の標語
「その気持ち
よくわかる」
と言われれば
何がわかる?
と言い返して
しまいたくなる
わかって
ほしいのに
2024年8月の標語
手に取った
「マナー」の
ハウツー本
レジに
持っていくのは
下から
引き出した
新しい本
2024年7月の標語
子どもの頃
すべてが新鮮で
まぶしかった
大人になると
色あせてしまう
今日という日は
人生で初めての日
だというのに
2024年6月の標語
今日も雨
嫌だなぁ
空にむかって
ため息をつく
そんな
私の体は
半分が雨で
できている
2024年5月の標語
やらかしちゃった
恥ずかしい
その事実は
変えられない
けれども
その事実の
意味は
変わる
2024年4月の標語
家の冷蔵庫
賞味期限
せまったものに
手が伸びる
スーパーの棚
賞味期限
長いものから
手が伸びる
2024年3月の標語
思い通りに
ならない世の中。
でも
すべてが私の
思い通りに
なったなら
それはそれで
恐ろしい世の中
2024年2月の標語
いただいた
一杯の
お味噌汁
その温かさの
中に
いろんな
ぬくもりを
感じた
(令和六年能登半島地震 被災者の言葉より)
2024年1月の標語
できても
できなくても
もっていても
いなくても
生まれた
ときから
尊いあなた
尊いわたし