真宗佛光寺派 本山佛光寺

おときレシピ

今月のおとき

Vol.86「干しきのこの味噌汁」

 夏もさかりを過ぎると、スーパーには様々なきのこが見られるようになります。栽培技術や流通網の発達に伴い一年を通して手に入れられるようになったきのこですが、味わいの濃いものが、種類も多く出回るのはなんと言っても秋でしょう。
 そこで、せっかく旬の食材であるきのこをさらに美味おいしく頂くために、ぜひ「す」というひと手間を加えてみてください。香りも味わいも際立つ上に栄養価もアップ。さらに日持ちもするなどいいこと尽くしの干しきのこです。
 秋とは言え、まだ暑さの残る間は豆味噌がおすすめですが、お好みの味噌でどうぞ!

材料(2人分)

  • 干しきのこ…適量
  • 豆味噌…大さじ2
  • 昆布出汁…2カップ

作り方

  1. お好みのきのこを天日で半日干し、干しきのこを作る。
  2. 鍋に昆布出汁と干しきのこを入れて中火にかけ、沸騰直前で弱火にして、その後5分煮る。
  3. 5分経ったら火を止めて味噌をき入れて再度火にかける。沸騰ふっとう直前で火を止めて器に盛り付ける。

(ワンポイント)
 まだ暑い日には八丁味噌のような豆味噌を、涼しくなったら赤味噌や白味噌を使うとよいでしょう。

【監修】青江覚峰
 一九七七年、東京浅草生。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。
 カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。NHKをはじめテレビ、新聞などメディア出演も多数。

(機関紙「ともしび」令和6年9月号より)

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