おときレシピ
今月のおとき
Vol.27「ドライキーマカレーもどき」
仏教と言えばインド。インドと言えばカレー。調べてみたら、お釈迦様が厳しい修行の後にカレという地で民衆に教えを説き、たくさんの木の実を与えたことが、カレーの由来となったという記事を見つけました。ロマンを感じるエピソードです。
体に良くておいしい上に、大量につくり置きできるのもカレーのよいところ。実はお寺でも、お参りが多い時期には三食きちんと料理するのが難しいこともあり、カレーを重宝しているんですよ。
材料(2人分)
- 豆腐…1/2丁
- 人参…1/2本
- しいたけ…4枚
- 舞茸…1パック
- ミックスビーンズ…100g
- トマト缶…200g
- カレー粉…大さじ2
- ねりごま…大さじ2
- 塩…少々
- 胡椒…少々
- サラダ油…大1
- 水…適量
作り方
- 人参しいたけ、舞茸をみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油をいれ、豆腐を崩しながら入れ、水気がなくなるまで炒める。
- 2に、1とミックスビーンズ、塩こしょうをいれ、よく炒める。きのこがしんなりしたらトマトを入れ、更に10分ほど煮る(このときに水分が足りなくなったら水を加える)。
- ねりごま、カレー粉を溶かしながら入れ、煮詰める。
(ワンポイント)
このレシピに入っているだけではなく、余った野菜などをみじん切りにして入れても美味しくいただけます。
【監修】青江覚峰
一九七七年、東京浅草生。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。
カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。NHKをはじめテレビ、新聞などメディア出演も多数。
(機関紙「ともしび」平成30年10月号より)
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