おときレシピ
今月のおとき
Vol.9「酢飯の天ぷら」
お寺では、法要や季節の行事などで大勢の人が集まることがあります。そんなときは婦人会や青年部の方々にお手伝いいただき、大量のお食事を用意することも。そんなときに重宝するのがちらし寿司です。
けれど、大量に作れるがゆえに、余らせてしまうことも度々です。
酢飯も、時間がたてば固くなり風味も落ちてしまうものです。それを、ふと思いつき天ぷらにしてみたら、思いがけず好相性。
今日は、ぜひご家庭でも手軽につくれるレシピをご紹介します。
材料
- 米…1合
- すし酢…酢大さじ1.5くらい
- 砂糖…大さじ1.3くらい
- 塩…小さじ1/2
- 酢飯…茶碗1杯分
- 胡麻…大さじ1
- 大葉…10枚
(もしくは生姜の甘酢漬け適量でも)
作り方
- 大葉をみじん切りにする(生姜を使う場合ももみじん切りに)
- 手巻き寿司などを作って残った酢飯に煎り胡麻、大葉を加え、よく混ぜる
- 俵型に成形し、片栗粉を薄くまぶす
- 水溶き小麦粉にくぐらせ油であげる
(ワンポイント)
ごはんを固めに握ると揚げるときに崩れにくく揚げやすいです。
【監修】青江覚峰
一九七七年、東京浅草生。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。
カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。NHKをはじめテレビ、新聞などメディア出演も多数。
(機関紙「ともしび」平成28年12月号より)
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