おときレシピ
今月のおとき
Vol.3「焼きたけのこの木の芽味噌和え」
日本では昔から季節(旬)のものを食べると長生きをすると言われております。今回は、今が旬のたけのこと木の芽を使ったシンプルなお料理です。ご家庭では手軽な水煮のたけのこを使ってもよいでしょう。
材料
【たけのこの下ごしらえ】
- たけのこ…中1本
- 米ぬか…40g
- 唐辛子…2本
【木の芽味噌】
- 木の芽…20枚程度
【A】
- 白みそ…100g
- 砂糖…大さじ3
- 煮切り酒…大さじ3
作り方
【たけのこの下ごしらえ】
- たけのこをよく洗い、泥を落とす。
- 穂先を斜めに切り落し、縦に切れ目を入れる。根本は1センチほど切り落とし、十字に隠し包丁を入れる。
- 鍋に入れ、ひたひたになるまで水を加え、米ぬか、唐辛子を入れて中火にかける。
- 沸騰したら弱火にして1時間煮る。
- 火を消し、そのまま冷めるまでおく。
【木の芽味噌】
- 木の芽をすり鉢でする。Aはよく混ぜ合わせておく。
- 混ぜ合わせたAを木の芽に3回に分けて加え、さらによくする。
【焼きたけのこの木の芽味噌和え】
- たけのこの皮をむいて穂先を切り落とし、縦1/4に切る。残りの部分は1cm角に切る。
- グリル(オーブントースター)にアルミホイルをひき、1を重ならないように並べて焦げ目がつくまで焼く。
- 木の芽味噌と2をボウルに入れて和え、盛り付ける。
(ワンポイント)
木の芽を擦るときにはゆっくりと丁寧に擦ると滑らかな木の芽味噌ができます。
【監修】青江覚峰
一九七七年、東京浅草生。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。
カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。NHKをはじめテレビ、新聞などメディア出演も多数。
(機関紙「ともしび」平成28年5月号より)
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