| 2010年12月の標語 | 
| 街の電飾は 一時の灯 仏さまの 光明は 永遠の灯火 いつでも どこでも だれにでも | 
| 2010年11月の標語 | 
| 私の 誕生を 泣いて 喜んでくれた 人がいた そのことだけで 私は 生きていける | 
| 2010年9月の標語 | 
| こんな はずじゃなかった 思いは 事実に 裏切られ 身は 事実を 受けとめる | 
| 2010年7月の標語 | 
| 短冊に 自分の欲を 託すとき 他人の欲も のぞいてみよう いつしか かなえる苦労が わかるかも | 
| 2010年6月の標語 | 
| すき きらい できない わからない まよいだらけ こんなわたしを このまままるごと すくってくださるの | 
| 2010年3月の標語 | 
| 他人を 思い通り には したいが 自分を 思い通り には させない私 | 
| 2011年12月の標語 | 
| 地球は 冬で 寒くて 暗い 法を聞く この時 身心 あたたかく | 
| 2011年11月の標語 | 
| 大地を ふみしめている と思う 私 ねころがると 受けとめられて いる 私 | 
| 2011年10月の標語 | 
| あって あたりまえ できて あたりまえ あたりまえが くずれると あたりがまえと ちがってくる | 
| 2011年9月の標語 | 
| 運転中に 魔が さしたと 言い訳を するが ご縁に よって 自分が 出ただけ | 
| 2011年8月の標語 | 
| 運転中に 考えていて 目的地を 行き過ぎた 着くことを 考えていたら 何しに来たか 忘れていた | 
| 2011年6月の標語 | 
| やった やらされた どっち 生きてきた 生かされてきた どっち どっちも 私 | 
| 2011年5月の標語 | 
| はてしない昔から よばれ続けた 遠い道のり ようやく 恵まれた御縁 喜びあふれ 山門をくぐる ようこそ | 
| 2011年4月の標語 | 
| ない ない と数えはじめると 渇いてくる ある ある と数えはじめると 満たされてくる | 
| 2011年3月の標語 | 
| 柔らかい風が 私に届いて 春の光に 満たされ お念仏が 私に届いて いのち 満たされる | 
| 2011年2月の標語 | 
| 順風に 酔い知れ 気づかぬ ことがある 逆風に 晒(さら)され 気づく ことがある | 
| 2011年1月の標語 | 
| たまねぎ むいたら なみだ出た こしょう ふったら くしゃみ出た 手を合わせたら 念仏が出た | 
| 2012年12月の標語 | 
| 当てが 外れた 不満の中に 見えてきた 当てに していた 当てに ならない私 | 
| 2012年11月の標語 | 
| 慣れると 手で すべきことを 足でする 我が身に 聞くべき 教えを 頭で聞く | 
| 2012年10月の標語 | 
| 悪いとこ 見つかって 落ちこむ 健康診断 悪いとこ 見つかって うなずける 仏さまのお話 | 
| 2012年9月の標語 | 
| 落ちた 葉は 土なら肥え アスファルト なら ゴミになる 私のあり方は どっち? | 
| 2012年8月の標語 | 
| 出す 力は 自分にしか 使わない 出る 力は 他人のためにも 使える | 
| 2012年7月の標語 | 
| 紫外線は 見えないが 肌を通して それを知る 仏の光は 見えないが 身を通して それを知る | 
| 2012年5月の標語 | 
| お念仏の教えは どこにでも ころがっている つまずくか 蹴とばすか 知らずに踏みつけるか つまずいて はじめて気づく | 
| 2012年4月の標語 | 
| 仏の 子である 私たちは みんな 迷いと 苦しみを ご縁とした 兄弟姉妹 | 
| 2012年3月の標語 | 
| 泣いても 笑っても じたばたしても にげても さけても 起こる物ごと ならば 「ようこそ」 | 
| 2012年2月の標語 | 
| 教えなんか いらない と思っていた 私が そのまま 教えに 抱かれていた 驚き | 
| 2012年1月の標語 | 
| 宇宙はどんどん 膨張していて 光より早い粒子も 走っているんだって スリルに満ちた この世界を 浄土の光が 静かに包む | 
| 2013年12月の標語 | 
| サビは 鉄から 生まれて 鉄を腐らせる 愚痴は 人から 生まれて 人を腐らせる | 
| 2013年10月の標語 | 
| 四年に 一度の 祭典が、 延々と続く 悲しみを 覆い 隠していく 怖さ | 
| 2013年9月の標語 | 
| 酔っている 者ほど 酔っていないと いう 酔っていた そう気づいた ときが 覚めたとき | 
| 2013年8月の標語 | 
| うまくいけば 先祖のおかげ ひとつ違えば 先祖のたたり 私の都合で 先祖を 仏とし 鬼とする | 
| 2013年7月の標語 | 
| セミの一生は 短くて むなしいと 決めつける人間 人間の一生こそ むなしく すぎてないかと 問いかけるセミ | 
| 2013年6月の標語 | 
| 私は正しく あなたは 間違っている でも 相手の立場に 身をおくと 違った世界が 知らされる | 
| 2013年5月の標語 | 
| 握れば ゲンコツ 差し出せば 握手 すべて私の都合 なのだと 知らされて 合わす掌となる | 
| 2013年3月の標語 | 
| 地球上で 一番怖い動物 それは人間 一番怖い人間 それは私 自分のことを 知ってるつもりが 一番怖い | 
| 2013年2月の標語 | 
| 『こんな 筈では なかった』 が 『これで よかった』 に転ずる 仏法聴聞 | 
| 2013年1月の標語 | 
| 「歓」は 身によろこぶ 「喜」は 心によろこぶ 今年も 「おめでとう」と 共に言い合える 不思議を歓喜(よろこぶ) | 
| 2014年12月の標語 | 
| 抗菌・除菌 そんなに わたしが 憎いの? 人と同じく 菌にも いろいろ あるんだけどね | 
| 2014年11月の標語 | 
| 明日ありと 思う心を 夜半の嵐が 吹き散らす 意味を見い出す 生き方で 意義のある 一日を | 
| 2014年10月の標語 | 
| 私のことは 私がいちばん 知っている 知ってるつもりの 私が 問いとなるとき 知らない私が 見えてくる | 
| 2014年9月の標語 | 
| ひと月待てた 手紙の返事 メールになって 一週間 LINEになって 一時間? 待てなくなってる せわしないね | 
| 2014年8月の標語 | 
| 異国の地では 同じ日本人 帰国すると ちがう人 歳がちがう 出身がちがう あれあれ 同じじゃなかったの? | 
| 2014年7月の標語 | 
| 短冊に 願いを託す 七夕の夜 願われている 私に 気づかず 目先の欲のみ 求めている | 
| 2014年6月の標語 | 
| この人が もうちょっと… あの人が こうだったら… 相手ではなく 私の思いが 自分自身を 苦しめている | 
| 2014年5月の標語 | 
| 科学は 「?」 を積み重ねて 進歩するが 仏法は 「!」 と気づかされて 立ち止まる | 
| 2014年4月の標語 | 
| はやく 咲いてほしい ながく 咲いてほしい 私の思いに かかわらず 花は咲き 花は散る | 
| 2014年3月の標語 | 
| わたしを 知らずに あなたを 責める あなたに 知らされて わたしを 傷む | 
| 2014年2月の標語 | 
| おまんじゅうを 仲よく 半分こ 「半分しか 食べられない!」 それとも 「半分も 食べられる」 | 
| 2014年1月の標語 | 
| 毎日が その日その日の 初日の出 今ある いのちの 驚きを ともに よろこぶ | 
| 2015年12月の標語 | 
| ゆく年の 苦しいことや 嫌なこと それだけでなく 恩も感謝も 忘れさる? 楽しい楽しい 忘年会 | 
| 2015年11月の標語 | 
| 無限に流れる 時間 無限に広がる 空間 いま、ここで 人と出遇い 教えに出遇う 御正忌報恩講 | 
| 2015年10月の標語 | 
| もういいかい あふれる私の 煩悩に 気づいてほしいと 声がする まあだだよ 気づかぬうちに 答えてる | 
| 2015年9月の標語 | 
| 自分を 押し出し いがみ あい 自分を ひき受け おがみ あう | 
| 2015年8月の標語 | 
| キレてしまった あの一言 言って 後悔 言わねば 不愉快 煩悩 尽きず | 
| 2015年7月の標語 | 
| 「せい」だと 責め 怒りが走り 苦が深まった 「せい」が 「おかげ」に 転じたとき 世界が変わった | 
| 2015年6月の標語 | 
| おこられちゃった あの人は私を 怒ったのかな 叱ったのかな? 怒ると叱るは 大ちがい 怒るは易い激しさ 叱るは厳しい優しさ | 
| 2015年5月の標語 | 
| 即席ラーメン 出来上がりまで3分間 じっと見てたら 手持ち無沙汰 スマホ見てたら のびちゃった 長い短い あやふやなもの | 
| 2015年4月の標語 | 
| 人間に 生まれるのは むずかしい でも 人として 生きていくのは もっと むずかしい | 
| 2015年3月の標語 | 
| 一寸先は 闇と 聞いたが 一寸先の 光に遇うと 今ある ここが 実は闇 | 
| 2015年2月の標語 | 
| 知って やる罪 重い罪 知らずに やる罪 深い罪 いずれの罪も 縁次第 | 
| 2015年1月の標語 | 
| 「ありのままの 姿見せるのよ」 と言うけれど 見られちゃ困る 私のすがた それでもあるまま 見ていてくださる 阿弥陀さま | 
| 2016年12月の標語 | 
| 自分の都合 自分の思いで 人を見て 出遇ったつもりの 人との出会い 出遇えているのか 友にも 自分にも | 
| 2016年11月の標語 | 
| 恩返し できるものなら やってみろ 返せるつもりの 傲慢さ 恩には ただ 報いるだけ | 
| 2016年10月の標語 | 
| 他人や 環境が 私を 苦しめている のではない 私の思いが 自分自身を 苦しめている | 
| 2016年9月の標語 | 
| 今日 何度 他の人を 否定する ことばを 使ったのか 自分のことは 肯定する ばかりなのに | 
| 2016年8月の標語 | 
| ゆく夏の 大文字 燃えているのは 山だけか 私が 私の思いが 私の欲が 燃えている | 
| 2016年7月の標語 | 
| 他人に 対し 恥ずかしいと 思う 心の痛みが 無くなる ことこそ 恥ずかしい | 
| 2016年6月の標語 | 
| 本当に 怖いのは これからも 続いていく 苦しみ 痛みが 忘れ去られて しまうこと | 
| 2016年5月の標語 | 
| 傷つけ 合いながら 生きる 私たちは 助け合いを 願う 私たち でもある | 
| 2016年4月の標語 | 
| まっさらな ランドセルが 踏み出す 一歩 見守る私が 迎えた今日も まっさらな 一歩 | 
| 2016年3月の標語 | 
| ひっこしで あらわになった もっと もっとと ためこんだ もっと もっとと 求めた自分 | 
| 2016年2月の標語 | 
| 義理チョコ 友チョコ たくさんの チョコレート いくつあげた? いくつもらった? 数で確かめてる つながり | 
| 2016年1月の標語 | 
| 新年おめでとう 新しいのは 嬉しいこと 新しい日を 生み出した 今までの日々 新年と共に ありがとう | 
| 2017年12月の標語 | 
| 気づいたら 一日終わってた 気づいたら 年の瀬 気づいたら ご臨終 その前に気づけと あみださま | 
| 2017年11月の標語 | 
| あなたが いないと さびしく ひとり あなたと いると ぶつかり なやむ | 
| 2017年10月の標語 | 
| 人生は短い あなたとの時間も きっと短い 聞くべきことを 聞けたか 言うべきことを 言えたか 今日が、その日 | 
| 2017年9月の標語 | 
| タッチの差 あと少し早ければ それを悔やんで とらわれて 逃したことに 引きずられ 今ここを 見失っている | 
| 2017年8月の標語 | 
| あら、 こんなところに お店が。 気づかなかった 気づかぬ人には ないのと同じ 人の心も 仏の願いも | 
| 2017年7月の標語 | 
| 迷惑をかけずに 生きていくことが 大切 ではない 迷惑をかけずには 生きられないと 知ることが 大切 | 
| 2017年6月の標語 | 
| 男は男らしく 女は女らしく 父親は父親らしく 母親は母親らしく ところで 「らしく」って だれが 決めた? | 
| 2017年5月の標語 | 
| この道も あの道も 行き詰まった もう、道がない と思うけど 行き詰まるのは 私の思い 道は必ず、ある | 
| 2017年4月の標語 | 
| まぶしい他人 私は陰になる 「こんな 私なんて」 まぶしい仏さま 私の陰を照らす 「こんな私 だからこそ」 | 
| 2017年3月の標語 | 
| みんなと 同じは 不満 みんなと 違うと 不安 どうなりゃ 満足? | 
| 2017年2月の標語 | 
| 歩いてくる 子どもたち はく息が 白く広がる こんなにも たえ間なく 息をして 生きている | 
| 2017年1月の標語 | 
| 今年こそは よい年と 拝んで 迎えて 気がついた よいも わるいも 私の都合 | 
| 2018年12月の標語 | 
| ゆく年に 今この いのちを かえりみず 来年こそはと 手を合わせ 握りしめる 宝くじ | 
| 2018年11月の標語 | 
| 公園の 落ち葉には 秋を感じ 自庭の 落ち葉には ため息をつく はぁ…… 掃除しなければ | 
| 2018年10月の標語 | 
| つくられた幸せで インスタ疲れ。 本当の 幸せは 写真映えしない 日常の 温かさの中に 光っている | 
| 2018年9月の標語 | 
| スズムシの音に 耳をかたむけ 蚊の飛ぶ音に 手が動く かわいい虫と そうでない虫 二つに分ける 虫のいい私 | 
| 2018年8月の標語 | 
| 先祖を 大切にという 人は多いが 先祖から 受け継いだ命を 私は今 大切に しているだろうか? | 
| 2018年7月の標語 | 
| まっしろに 雲ひとつ かがやいている あおい空 今いっしょに 見ている 今いっしょに 生きている | 
| 2018年6月の標語 | 
| となりの 芝生を 青いと 見るか 枯れたと 見るか うらやんだり さげすんだり | 
| 2018年5月の標語 | 
| 子どもは大人に しかられる 善悪を 知らないから 大人は子どもを しかる 善悪を 知ってるつもりで | 
| 2018年4月の標語 | 
| 満開の 桜の下 きれいだねと 見上げる私 ふみつけた そのクツの 下にも 同じいのちが | 
| 2018年3月の標語 | 
| 他人への 批判は 的を射たと 得意顔 自分への 批判は 的はずれだと 不満顔 | 
| 2018年2月の標語 | 
| 雪ふる中を 歩いていく こんな日も 雲をつきぬけ 陽のひかりは いまここに わたしに とどいている | 
| 2018年1月の標語 | 
| 新しい年を よろこぶけれど 新しい年を 支えているのは 積み重なった 古い年 今まで有難う 今年もよろしく | 
| 2019年12月の標語 | 
| しあわせを 追いかけると しあわせは 逃げていく 苦労から 逃げると 苦労は 追いかけてくる | 
| 2019年11月の標語 | 
| やがては枯れる 赤に黄に 移ろうさまを 風情とめでる。 やがては終わる わが命 老いの移ろい 愛せたらいいのに | 
| 2019年10月の標語 | 
| 私だけ! と優越感 私だけ…… と不安感 特別が いいの? 同じが いいの? | 
| 2019年9月の標語 | 
| どの色を まぜても つくれない色が あるように 人はそれぞれ ほかの人には 出せない 色をもっている | 
| 2019年8月の標語 | 
| いま私が 抱える 悲しみや 苦しみを 私よりも先に 抱えながら 生きた 人たちがいる | 
| 2019年7月の標語 | 
| うだる夏は 冬が恋しく しばれる冬は 夏が恋しく いつだって いまを 素直に 受け止めない私 | 
| 2019年6月の標語 | 
| 変わらないと 思ってたのに 気づいてみれば 変わってた 私のこころ ひとのこころ こころ ころころ | 
| 2019年5月の標語 | 
| しょうがない まあいいや みんなやってるし 自分に 言い訳して ここまで来た そんな私を 仏は見ている | 
| 2019年4月の標語 | 
| 春と聞く だけで こころ浮き立つ しかし 皆がそうとは 限らない それでも 皆に春がくる | 
| 2019年3月の標語 | 
| 梅は咲いたか 桜はまだか 春になったら そわそわと 梅や桜は 一年中 咲かす準備を してるのに | 
| 2019年2月の標語 | 
| 憎しみや いかりの無い 世界をつくる ことはできないが 憎しみや いかりの止まない わたしを 知ることはできる | 
| 2019年1月の標語 | 
| 私の 願いごとを 言うだけの 一年ではなく 願われた 私であったと 言える 一年でありたい | 
| 2020年12月の標語 | 
| パッと撮る サッと送信 インターネット つながらないと イライラしちゃう あれ? そんなに焦ること あったかな。 | 
| 2020年11月の標語 | 
| 災害のあと どろだらけのもの 選別する いるもの いらないもの 見たくないもの 見つからないもの どれも私のいのち | 
| 2020年10月の標語 | 
| ナムアミダブツ 笑っているときも 泣いているときも 怒っているときも どうしようも なくなったときも 仏さまと ともに | 
| 2020年9月の標語 | 
| 咳込み 苦しむ人の周り 半径二メートル 誰もいなくなった 大丈夫ですか?と 寄り添う ことのできない 悲しさ | 
| 2020年8月の標語 | 
| 大人になれば 何でも 分かると 思っていたけど 問いがなければ いつまでたっても 大切なことは わからないまま | 
| 2020年7月の標語 | 
| みえるのは 私が みたいもの みえないのは 私が みたくないもの みえないものこそ みるべきもの | 
| 2020年6月の標語 | 
| 笑って聞いてた あの言葉。 亡き人からの 励ましと 聞こえて 不安な私が 安心となった 「だいじょうぶだぁ」と。 | 
| 2020年5月の標語 | 
| モノゴトは 良いも 悪いも ころころ 転げる。 私の都合で アッチに コッチに | 
| 2020年4月の標語 | 
| あなたは 38億年と12歳 わたしは 38億年と40歳 同じ根っこから 生まれてきた はかりしれない いのちを生きる | 
| 2020年3月の標語 | 
| 地球に やさしく 未来に やさしく 快適さは そのままで そんなエコは ひとのエゴ | 
| 2020年2月の標語 | 
| 壁に ぶつかり 初めて 知った 当たり前だと 思ったことが 当たり前では なかったと | 
| 2020年1月の標語 | 
| 自分のことは 棚に上げ 他人のことは とやかく言うが 棚から下ろした 自分を問えば 恥ずべき私が そこにいる | 
| 2021年12月の標語 | 
| 憧れの あの人に 私は なれないが 憧れの あの人も 私には なれない | 
| 2021年11月の標語 | 
| 人生の 谷底からしか 見られない 景色があり 人生の 暗闇でしか 感じられない 光がある | 
| 2021年10月の標語 | 
| まわりのみんな まぶしく見える そうかな? 見せるところと 見せないところ どっちもあるのに まぶしいとこだけ くらべてた | 
| 2021年9月の標語 | 
| 十五夜の月を めでる人は 多いが 普段の月を めでる人は 少ない 同じ 月なのに | 
| 2021年8月の標語 | 
| 「ここにも わたしと同じ 考えの人 やっぱりわたし 正しいよね よかったぁ❤ ネットのおかげ」 それで安心? | 
| 2021年7月の標語 | 
| 誰も傷付けない そんなことは できない私 けれども できないと 知ることで 開かれる 世界も、ある | 
| 2021年6月の標語 | 
| 相手のことは 分からない という ところに 立つことで ともに 歩む道が 始まる | 
| 2021年5月の標語 | 
| 魔が 差したと 言い訳するが 私のなかに ひそむ 魔が あきらかに なっただけ | 
| 2021年4月の標語 | 
| 自己中 でした ゴメンナサイ と謝られ 自己中 だった 私に 気づく | 
| 2021年3月の標語 | 
| 先が見えない 不安で 落ちつかない そんな今 人生にとって 何が 大切か 問われている | 
| 2021年2月の標語 | 
| いのちほど 大切なものはない と言いながら 今日も いのちを食べて 生きている 掌を合わせて いただきます | 
| 2021年1月の標語 | 
| 臨終とは 終わりではなく 終わりに 臨んでいる今 過ぎた一年も 新たな一年も かけがえのない 今の連続 | 
| 2022年12月の標語 | 
| 人生に 勝ち負けや 優劣はないと 口では 言うのに 他人と自分を 見比べてしまう わたしがいる | 
| 2022年11月の標語 | 
| かけっこ じゃんけん にらめっこ 何もなくても あそべた あのころ 何かなくては もの足りない今 | 
| 2022年10月の標語 | 
| 鳥に捕まえられた 小魚には 何も感じず タカに捕まった 小鳥には 「かわいそう」と 同じいのちを 生きているのに | 
| 2022年9月の標語 | 
| 亡き人に しずかに 手を合わせる なぜ この手を 生きている間に 合わせることが できなかったのか | 
| 2022年8月の標語 | 
| あのね 実は お盆の時だけじゃ ないんだよ 念ずる ところに いつでも会える 亡き人と | 
| 2022年7月の標語 | 
| わかったつもりの ニュース 知ったつもりの 世界 世の中と つながって いるのは このスマホだけ? | 
| 2022年6月の標語 | 
| わたしと 似たところが 目につく イヤな人 わたしと 違うところが 気にさわる キライな人 | 
| 2022年5月の標語 | 
| テレビを見て お母さんが 泣いていた あなたたちが 生まれてから 子どもたちが 苦しんでいる姿が つらいの | 
| 2022年4月の標語 | 
| 心を込めて 草花を植え 怒りを込めて 雑草を抜く 草花のいのち 雑草のいのち どちらも同じ いのちなのに | 
| 2022年3月の標語 | 
| 今までだって 世界は 変わってきた その中で 変わらぬものに 支えられてきた それが何かを 問う時だ | 
| 2022年2月の標語 | 
| 別れても わたしの中には あなたから 贈られたものが はいっていた 悲しみの大きさは 贈られたものの 大きさだった | 
| 2022年1月の標語 | 
| 「歳を取る」 いのちの 長さを 問うたもの 「歳を重ねる」 いのちの 深さを 問うたもの | 
| 2023年12月の標語 | 
| 早いなぁ 気がつけば もう十二月 もう年末 私の人生も 気がつけば… では どう生きる? | 
| 2023年11月の標語 | 
| この世の中 何が起こるか わからないのは この世の中に 何をしでかすか わからない わたしが いるから | 
| 2023年10月の標語 | 
| 有り難うとは 有ることが 難しい ということ そうだ わたしの いのち ありがとう | 
| 2023年9月の標語 | 
| 好きな ものへの 執着と 嫌いな ものへの 反発から 生まれる 私の不幸せ | 
| 2023年8月の標語 | 
| おもわず 思った 言った 顔に出た つねに あやつれない おもわずの こころ | 
| 2023年7月の標語 | 
| なまんだぶ なまんだぶ 称えた口で 「暑い」と 愚痴をいい 合わせた手で 「パチン」と 蚊をたたく | 
| 2023年6月の標語 | 
| 親切 優しい 良い人だ そう 言われたい その気持ちが 私を 苦しめる | 
| 2023年5月の標語 | 
| 五月晴れ 日頃の行いが 良いからと 喜んだ でもね 日頃の行いで 決まるなら きっと毎日暴風雨 | 
| 2023年4月の標語 | 
| 今の あなたが 抱える 苦しみや 悲しみは いつか 誰かへの 慈しみとなる | 
| 2023年3月の標語 | 
| 人生は 断捨離 できない。 わたしは 積み重なった すべての ご縁の 集合体 | 
| 2023年2月の標語 | 
| 車に乗ると 路肩の自転車 じゃまになる 自転車に乗ると 車道の車 じゃまになる いつでも私は 自己中心 | 
| 2023年1月の標語 | 
| シワも 白髪も 老眼も すべて 老化劣化と 言わないで 私は今も 成長中 | 
| 2024年12月の標語 | 
| 一年の ホコリを払う 大掃除 私はどうだ? 煩悩のホコリ そもそも あるとも 思っていない | 
| 2024年11月の標語 | 
| 誰かの 幸せを うらやんで ねたんで ひがむ 私の心が 私を 不幸にする | 
| 2024年10月の標語 | 
| 健診結果 先生が 首をかしげた 急に いのちが 当たり前 ではなく 迫ってきた | 
| 2024年9月の標語 | 
| 「その気持ち よくわかる」 と言われれば 何がわかる? と言い返して しまいたくなる わかって ほしいのに | 
| 2024年8月の標語 | 
| 手に取った 「マナー」の ハウツー本 レジに 持っていくのは 下から 引き出した 新しい本 | 
| 2024年7月の標語 | 
| 子どもの頃 すべてが新鮮で まぶしかった 大人になると 色あせてしまう 今日という日は 人生で初めての日 だというのに | 
| 2024年6月の標語 | 
| 今日も雨 嫌だなぁ 空にむかって ため息をつく そんな 私の体は 半分が雨で できている | 
| 2024年5月の標語 | 
| やらかしちゃった 恥ずかしい その事実は 変えられない けれども その事実の 意味は 変わる | 
| 2024年4月の標語 | 
| 家の冷蔵庫 賞味期限 せまったものに 手が伸びる スーパーの棚 賞味期限 長いものから 手が伸びる | 
| 2024年3月の標語 | 
| 思い通りに ならない世の中。 でも すべてが私の 思い通りに なったなら それはそれで 恐ろしい世の中 | 
| 2024年2月の標語 | 
| いただいた 一杯の お味噌汁 その温かさの 中に いろんな ぬくもりを 感じた 令和六年能登半島地震 被災者の言葉より | 
| 2024年1月の標語 | 
| できても できなくても もっていても いなくても 生まれた ときから 尊いあなた 尊いわたし | 
